2015年8月31日月曜日

古代ローマにも生活があった。イキイキとした一冊。 『古代ローマ人の24時間』

『テルマエ・ロマエ』の流れで、手にとって読んでしまいましたが、これは『テルマエ・ロマエ』ばりに面白い。

本当に古代ローマの24時間を味わえる。
それも、「家政婦は見た!」的に味わえる。

これ、マンガや映像になっても面白いんじゃないかな。 イキイキとした一冊です。
次作は文庫化されてはいないのですがkindleにはなっております。

2015年8月30日日曜日

昔から、日本は理系力が高かったんでしょうな。 『江戸学入門 江戸の理系力』

からくり人形のからくり、いまだによくわかりません。

エレキテルとかは解説を読めばわかってくるのですが、からくりとか、文献を頭では理解できても、自分で再現するのは至難の業だろうなあ、と感じます。

こちらもおすすめ。
こちらの場合は大昔までさかのぼってしまうので、「本当に関係ある?」と感じるところもチラホラ。 でも、スカイツリーと五重塔の関係とか読んでると、技術は脈々と受け継がれているんだなあ、と感じます。

2015年8月29日土曜日

タモリさんの魅力 『なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?』

「ブラタモリ」と「タモリ倶楽部」が大好きな私ですが、「笑っていいとも!」は観ておりません。「ヨルタモリ」も、気になっているけどあまり観ることができてないなあ。

タモリさんの魅力ってなんでしょうね?
…とおもったら、こんな本がありました。

なぜ、タモリさんは「人の懐」に入るのが上手いのか?
  • 作者:内藤 誼人
  • 出版社:廣済堂出版
  • 発売日: 2012-01-14

2015年8月27日木曜日

「なんとかなる」って、あなた、なんとかできる?

ここ数年、惑わされ続けている言葉がいくつかあります。

 「なんとかなる」
 「やるしかない」
 「しかたがない」

言う側からすれば使いやすい簡単な言葉、言われる側からすれば受け取りづらい重い言葉。
じゃああなた、なんとかできる?と聞いても、これらの魔法の言葉を繰り返す。

この3つの言葉、言っている人が「なんとかできる」到着点や「なんとかする」術をイメージして言っているのか、そうでないのか、で大きく変わってきますし、後者であれば逃げの言葉、思考停止の言葉でしかありません。

自分がこの3つに惑いながらも、自分でも軽く言う側になっていないか、気をつけながら発しよう。
ただ、気をつけすぎると、踏み出せなくなってしまう。だから、自分の中ではこの3つの言葉は軽く繰り返せるようにしよう。

このシリーズ発刊前世代だったことを悔やむ『伊藤塾・入門シリーズ』

今更言ってもしかたのない事ですが、学生生活で大きく悔やんでいることの一つに、「ダブルスクールに通わなかったこと」があります。

目先の金にとらわれ、時間をかければなんとかなるだろうと自らの能力を過大評価していたことで、どれだけの時間とやる気と将来展望を失ったことだろう、将来への投資だけでなく、大学生活を楽しく効率的に過ごせたんじゃないか、どうせヒマやったし学校の授業は皆目わからんかったんやから、別の方法を試しておいたらよかったかなあ、と悔やんでおります。
(そもそも「先行投資」という概念と度胸がいまだに身についていないんでしょうねえ。。。)

それを思ったのは、ある日、ダブルスクールに通っていた友人のテキストを拝読してから。

んまあわかりやすい。ウンウン唸って苦労して読みこなして得た概念と知識が、わかりやすぅ~く、簡潔に簡単に、図と文字で示されている。
「なんじゃこりゃ?!そりゃ学校よりもダブルスクールに通うわなあ」と極めて納得。

そして卒業後しばらくして、超名物講師であった伊藤真さんが『入門シリーズ』を発刊。

伊藤塾の入門シリーズ
https://www.itojuku.co.jp/book/shihou_book/nyumon/index.html

これがまあ、ダブルスクールのテキストを見せてもらった時の衝撃そのまま。
「こんなもん、何千円で売りに出すとは!」と驚きでした。
(一冊目に伊藤真から入って、そこから伊藤塾への誘導、ってのが戦略だとは思いますが。)

最近の安全保障法制も相まって、『憲法入門』を最近読みました。
これまた目から鱗。
たぶん、学校の授業や基本書で学んでいるはずなのですが、「そうやったか!」と認識(再認識?)したことが多くありました。

(私が直近で読んだのは、手元にあった第4版です。)

いま、入門シリーズの他法律版を読んでいますが、これまた面白い。わかりやすい。

これひとつで該当法律がわかるわけではありませんし、資格試験どころか学校の試験も難しいとは思いますが、勉強においてトッカカリとコツはとても大事。

何万、何十万と支払わないと触れることのできなかった、簡潔明瞭な解説が、(ひとつの法律につき)2000円ほどで手に入れられる。
こんな素晴らしい時代はありません。いまは民法も刑法もひらがな化やし。
いやほんと羨ましい。

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ちなみに伊藤真さんは、「国民安保法制懇」主力メンバー。
『憲法入門』のトーンも、安全保障関連法案には反対なんだろうなあ、と自然と見えてくるトーンです。

伊藤真オフィシャルサイト
http://www.itomakoto.com/

国民安保法制懇ホームページ
http://kokumin-anpo.com/

法令を読むには、まず読み方から。 『条文の読み方』

法令の読み方というのは独特ですね。
構成も独特。用語や言い回しも独特。コツと慣れが大事かと思います。

法令の読み方は、法律系資格を取得するために法律を勉強するのにも有効ではありますが、法律を運用する仕事、法令を使う仕事のほうが、より重要かと。 

薄い本ですが、『条文の読み方』は、法令の読み方を知るための最低限の情報が載っていて、お得です。

『ひと目でわかる六法入門』は、『デイリー六法』を発行している三省堂の編修所が自ら作成。
『デイリー六法』の読み方、使いこなし方を中心に、法律の作られ方とかもご紹介。
インタビュー部分が多すぎかな、と思いますが、法令集にちょっと興味が増すと思います。

それにしても、hontoは最近、ポイントアップや割引のキャンペーンをたくさん出してくれますね。
書籍で「10%割引」とかやってくれることも増えたので、本好きにはありがたいです。
 


欲を言えば、amazonのようにコンビニ受け取りをやってくれると、もっとありがたい。

2015年8月26日水曜日

kindleで中国語のミニ勉強をどうぞ。 『1日1分・ざっくり学べる中国語文法』(kindle)

kindle、点数が増えてきましたね。
紙媒体を持ち歩かなくてもいいという点とともに、電子書籍ならではの割引が魅力で、私は購入したのですが、「紙媒体価格ニアリーイコール」という電子書籍コンテンツが大半なので、「もうちょっと安くしてくれないかな」と感じています。

そんな中、kindle限定コンテンツも、面白いものが多くなってきました。
どっちかというと、kindle限定コンテンツの購入のほうが増えているかも。

今回読んだのはこちら。



1日1分・ざっくり学べる中国語文法

こちら、1項目1分、とはいきませんが、2~3分あれば十分読めます。
声調記号は他書でしっかり勉強しないといけませんが、読めるといいなあ、ちょっと書けると面白いな、と思っている人には、こちらのコンテンツは便利です。

大人が学校教科書を買う方法

いま、学校教科書が見直されているそうで。


元・マイクロソフト日本法人社長で実業家の成毛眞さんも、WEB連載で学校教科書の面白さを紹介しておられます。

教科書を追え!成毛探偵社 (NikkeiBP Online)

東洋経済さんも学校教科書の魅力を紹介しておられますね。

大人の教養は「教科書」で身につけよう! (東洋経済Online)


で、学生でもないのに、どうやって学校教科書を買うんだ?という方。
こちらで検索すると、各都道府県での購入方法がわかります。

教科書の購入・販売についてのお問い合わせ先 (一般社団法人全国教科書供給協会)

たとえば東京都内であれば、大久保(百人町)にある第一教科書さんというのが、学校教科書を購入できる実店舗のひとつ。

第一教科書 アクセス

実店舗で見てみるとわかりますが、今の教科書はカラフル!読みやすい!内容も工夫されていて、私が学生だった時に比べれば「なんて面白いんだ♪」とビックリします。


でも、近くにそんなお店無いよ、実店舗に行くヒマなんてあるかいな、という方も多いでしょう。
ネットで買う方法があるんです。

私が御世話になっているのは、広島の教科書販売会社「広島教販」さん。

広島教販 ネット販売サイト

ここは、選択画面が使いやすいし、配送方法や支払方法も複数選択できます。
広島教販さんには、とてもお世話になっております。


他の教科書販売会社さんも、ネット販売に取り組んでおられますよ。

山形教科書供給所

鹿児島書籍
 (ネット販売ページは、こちら。めっちゃシンプル!)


ぜひ学校教科書に触れてみてください。

2015年8月25日火曜日

「脳のせい」と思っちゃうとちょっと楽かも。 『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』

何でもかんでも脳のせいにしてはいけないのかもしれないが、「自分のせいではなく脳のせい」って考えてみるのも、いいのかもしれない。

「何かのせい」にできるってのは、けっこう気が楽になる。

脳って自分のものなんだけど、「自分のせい」と思うより、「自分の脳のせい」と思い「そういう機能がもともと備わっているのか」と逃げちゃうほうが楽だなあ、と、これを読んで感じております。

断捨離?の味方 「BOOK OFF Online」

自宅が手狭になってきて、一室が完全に物置&物干し場になってしまいそうだったので、本だけでなく衣服やら家電やらをグワーッと放り出して、不要物をまとめました。

けっこう出てくるもんですなあ。
 「断捨離」とまではいきませんが、だいぶんスッキリいたしました。

今回は不要物をブックオフの実店舗に持って行きましたが、「費用をかけて処理する」のではなく「買い取ってくれる」というお得感と、「値段がつかないものは処分してくれる」という点が、いいですね。

ブックオフオンライン

買取サービスが広がってきて、宅配便で送ればオッケー、もしくは、ネットで頼めば取りに来てくれるというサービスが増えてきたので、よりハードルが低くなってきました。

あるようで身近になかった「全円分度器」

土地家屋調査士の関連書籍を調べていたら、身近で見たことない文房具に行き当たりました。 

それは、「全円分度器」。


ウチダ 全円分度器 12cm 1-822-0000

たしかに、そりゃあるわなあ、と思いつつ、身近では見たことが無いですわ。

これ、算数の勉強にええんちゃいますか。
半円の分度器だと、180度以上の角度はイメージしづらいですもんね。

気になる土地系資格(測量・土地家屋調査士)

測量士補とか土地家屋調査士とか、土地がらみの資格が急に気になってきました。

土地がらみの仕事は、新人時代に担当し、法務局だけでなく、測量会社や土地家屋調査士さん、司法書士さんにとてもお世話になりましたが、それから10年以上、土地絡みから遠ざかっておりました。

今回の仕事で、土地ではないですが、工事や契約、図面などに触れることが多かったから、新人時代のことを思い出したのかも。